ありえない所を狙えてしまいます
超長距離ドリフトで80m先のライズを仕留める映像です!
様々な方法でフライを流したいレーンに、思う存分、スピーディーに流せるということは魚と出会う確率にも大きなアドバンテージを与えることとなります。河川での例を考えてみます。
超長距離ドリフトでの有効ドリフト距離の増加分
ラインの回収時間が約2分の1(実際には3分の1近く)なので流す回数が増える
上記のファクターを厳しく見積って有効ドリフト距離の増加を約1.5倍で計算してみます。
今まで有効ドリフト距離を仮に一日4km流す人の場合、4×1.5=6kmですので2km分多く流せる計算となります。
さらに厳しく見積もったとしても魚とのコンタクトの確率は確実に上がると言えます。
上記とは反対に2km増ではなく、さらに長い有効ドリフト距離を稼ぐ方も決して珍しくはないと思います。
特に流れの太い本流のウェットの釣り下りでは圧倒的超効率手返しの釣りが可能です。
全く新しいシステムなので想像がつきにくいかもしれませんが、初めてフィールドでこのシステムを体感をされた際は、多くの方がその汎用性の広さに衝撃を受けられます。
文章や映像では枠が小さすぎるのと、実際に操作しているロッドやリールの感覚などはお伝えできない部分が多々あります。
その感覚的な部分をお伝えしたいが為に、読めば読むほど表現が熱苦しく…はたまたクドイものとなってしまっておりますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
超ロングドリフト、超自由自在のラインコントロール、超高速手返し、あらゆる感覚が今までと全く違います。
従来からの釣りの方法をより発展、進化させられる事も、もちろんですが次にご紹介する内容はそれとは違った全く新しい、フリースタイルなジェットストリームの使い方をご紹介致します。
ナチュラルドリフトが困難な流れをリール操作でアシスト
普通のフライフィッシングではドラグが掛かりやすい複雑な流れなどを釣る際はロッド操作でラインをメンディングしてドラグを回避し、狙いのポイントを流すのに対して、スパイラルモードではロッド操作ではなくリールを操作します。
流したいレーンにフライを乗せたらターニングONでフリーにすれば、フライを手前に引き寄せる力が働かなくなるので、ナチュラルドリフトがとても簡単に実現できます。合わせの際はターニングウィングをOFFに戻してロッドで合わせを入れます。
アワセ(フッキング)を入れる際は、スプール(ドラグを作動させない)の逆回転をパーミングなどで止めつつ、ロッドでアワセ(フッキング)ます。