東陽工業 リール事業部

★スパイラルモードの必須アイテム











スパイラルモードの必須アイテム

ラインシステムを組まずにスパイラルモードでキャスト&リトリーブをすると必ずランニングラインにヨレが生じます。
そのままキャストし続けると10投もすれば、どんどんヨレが強くなりライントラブルの原因となり、釣りに支障をきたす事となります。

そこでラインヨレを開放するラインシステムの仕組みをご紹介します。

ラインシステムを組めば何投したとしても関係ありません。一日中投げ続けても大丈夫です。
フライ自体も回転しないのでヒット率にも影響しません。
現象さえ確かなら実用に足ります。

フライライン

様々なラインがありますがキャスティング面、ストリームでの操作性、リトリーブなどを鑑みた場合、効率よく広範囲に攻めることができる、全長が短いタイプで飛距離の稼げるものがお勧めです。

ランニングライン

各種PEライン系統で、二律背反しますが細くて、できるだけ張りの強いもの(張りが強いとライン自体がヨリを戻す力が強くなります)を選択して下さい。
2015年現在、皆様にお薦めしているランニングラインはバークレイ社のスーパーファイヤーライン(50ポンド~)です。
普通のPEラインでもご使用は可能です。しかしあまりお薦めは致しません。明らかに別格の性能差があります。

スーパーファイヤーライン(50ポンド~)でのご使用を強く推奨致します。
メーカーサイトはこちら↓
http://www.purefishing.jp/product/Line/super_fireline.html

※飛距離の増加を必要としないのであれば、モノコアのランニングラインでもご使用頂けます。
使用できるロッド:シングルハンド、スイッチロッド、ダブルハンド、どのようなロッドでも使用可能です。ホール動作を伴うキャストもスパイラルモードでキャストできます。

スイベル

一番の要です。しかもどれでもいいという訳ではありません。主に3つの条件があります。

  • サイズ
  • 強度
  • 回転性能

この3つの条件をクリアーしなければ、うまく機能しません。
スイベルのヨリ取り能力が長年に亘る試行錯誤と日本の優れた企業による技術革新の繰り返しによって飛躍的に向上した為、この釣り方が可能になりました。

現在この条件に見合ったものはいくつかあります。
そのうちのお勧めの製品とセッティング方法を次にご紹介致します。
現在、確認をしている中では最高の水準にあります。フィールドテストでキャスト&リトリーブを繰り返しても、スイベルが機能している限り、キャスト中にヨレが原因となるライントラブルはまず発生しません。(ヨレが完全に無くなる訳ではありません。トラブルに至らない一定量以上の、ヨレがかからない状態をキープします:一定量といってもヨレはほぼ無いに等しい程です)

一定量(極めて軽微で解らない程)のヨレは掛かっているのですがリトリーブした際やフライをナチュラルに流している際にフライ(及びフライライン)がヨレによって回転する事はないので、魚に違和感を与えるような動きをすることはありません。(フライ自体は回転しないのでヒット率に影響はないです。

セットする場所は2ヶ所
フライラインとランニングラインの繋ぎ目(1ヶ所目)とリーダーとティペット(或いはフライラインとリーダー:後述)の繋ぎ目(2ヶ所目)にスイベルをセットします。リトリーブ時やナチュラルドリフト時には(1ヶ所目)のスイベルが機能して回転エネルギーを吸収します。(上記にも記述しましたがフライは回転しません)

では(2ヶ所目)は何の為についているのかと言うと魚がヒットして最後にランディングします。ランディング時には当然、魚の重みがラインに掛かります。この重みがラインテンションとの関係でランディング時にのみ、一定量のヨレが回転エネルギーとしてライン全体に影響を与えます。そのランディングした後にティペット部にヨレの影響が出る(出ない時もあります)ので、それを取る為に(2ヶ所目)のスイベルをセットします。

上記のスイベルシステムが機能している限り、ヨレの心配は全く無用です!



ライントラブルが起こるとすれば
※ライントラブルが起こるとすればラインヨレではなく、スピニングリールと同様、糸の巻き取り時にテンションを掛けずに、フワフワな状態(ダブついた状態)で巻き取りをしてキャストをした場合です。(全部がトラブルになるわけではなく、いつかはトラブルに繋がります)
もしそのような状態でキャストして、修復不可能の糸の塊が出来てしまった場合は、塊の部分をカットして繋ぎ直せば直ぐに元通りに復活できます。

どんなものでもそうですが操作には慣れが必要です。例えばベイトキャスティングリールのバックラッシュ等がひとつの例です。
ベイトキャスティングリールほど難しくはありませんが、慣れないうちは油断して緩く(フワフワに)巻きがちです。(特に管理釣り場、湖等の止水域ではテンションキープを忘れがちになります)
※コツとしてはとにかくダブつかせずに巻き取る事につきます。これだけ徹底していれば全くのノントラブルです。キャストする時ではなく、巻き取り時が全てです。
スプールにラインを巻き取る時に、指でラインを挟んで適度なテンションを感じながら(緩んで巻かない)巻き取りをしている限り、ライントラブルは起こりません。慣れればスプールを見てなくても緩く巻いた瞬間(巻き取り不適切状態の瞬間)が判るようになります。
具体的な察知方法で言いますと、緩く巻いた瞬間、僅かな振動が伝わります。それを感じたらリトリーブを一旦止めて、スプールを反転し、緩いところを巻き直す癖をつけて下さい。

※上記の振動はスプールの斜め部分にラインを巻いてしまうことによって起こります。この斜めの部分に巻かないように真ん中の辺りにラインを巻き取っていれば、緩くなってしまうことも、まず、おこりません。
これらの事を守っていれば何日間も一度のライントラブルも無し!という事が当たり前になります!
さらにリールの扱いに慣れると何シーズンも全くのノントラブル!という事も当たり前になってきます!

スイベルのセッティング方法 (スイベルループコネクター)

フライライン直結の場合  ※お勧めは下の方のコネクタータイプが便利です。
画像の説明  画像の説明  画像の説明  画像の説明

画像の説明  画像の説明  画像の説明  画像の説明

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画像の説明 画像の説明 http://www.toyo-kogyo-reel.jp/swfu/d/auto_4reiLS.jpg

  • 画像の図5~図9の処理は必ず行って下さい。収縮チューブで金属部分をカバーしないとロッドガイドを傷つける恐れがあります。
  • 図5~図10の処理は釣り場でも出来るようにフライボックス等に熱収縮チューブや貫通用のアイの小さなフックか縫い針を常備されることをお勧めします。(釣場で交換する事はほぼありませんが万が一の予備として)写真の黄色の熱収縮チューブは凄く薄いタイプなので耐久性は高くありません(薄い分密着形状性に優れています)が、黒い方のもう少し厚手のタイプの物はかなりの耐久性があり、長い期間に亘って使用できるものもあります。(下記に紹介します)
  • 参考商品→スイベル(下記製品:サイズ10)のの部分(画像10、11で使用)に装着するものとしてはスミチューブAという収縮チューブでサイズは1.5×0.2(黒)がお薦めです。(しなやかな上、耐久性が非常に優れています。住友電工製)
    参考リンク先→http://www.monotaro.com/g/00190018/
    (検索エンジンでスミチューブAで検索して頂ければいろいろなところで販売しています)
     
  • 2ヶ所目のスイベルはリーダーとティペットの繋ぎ目、或いはフライラインとリーダーの繋ぎ目のどちらかにセットします。(こちらはスイベル単体で装着)
    通常はリーダーとティペットの間で問題ないと思います。使用ロッド及びリーダーとティペットの長さにもよりますが、ランディング時にガイドを通らない箇所にスイベルをセットすれば2ヶ所目はコーティングの必要はありません。
  • 図10のようにフライラインの部分をループtoループに仕上げておけば様々なラインに交換できます。(図10の写真の熱収縮チューブの色は黒です)
  • フルシンクのシンキングラインで底石等の擦れがPEラインでは不安があると思われる場合は先端部、数メートルのみをモノフィラに変更あるいは全部モノフィラに変更、どちらとも対応が可能です。
  • 多くのお客様からお問い合わせが御座いますので、上記のスミチューブを使用したスイベルループコネクターを販売する事になりました。

スイベルの選択

スパイラルモードのご使用をお考えの方は、こちらのスイベルでのご使用を、前提とさせていただきます。
NTパワースイベル
画像の説明
(MADE IN JAPAN品質です。他との性能比は群を抜いています!)
このスイベルは極小サイズ、自重0.07gでありながら強度が21kgもあり、なおかつ非常に滑らかな超高速回転(回転スピードが他の製品と全く違います)を実現されておられます。耐久性の面においても申し分ありません。
※(自重0.07gなので2ヶ所目のセッティングポイントに装着してもドライフライが沈むことはありません。)

もしこの非常に高性能なスイベルがスピニングリール登場以前に発明されていたら、スピニングリールの発明は無かった…?事はないと思いますが、登場はかなり遅れたのではないかと思わせる程の優れたヨリ取り能力です。

一つの発明に値するほどの高い性能を持った製品です。

もちろん他にも優れた製品で、上記の3つの条件をクリアーしているものであれば、ご使用に支障はございません。

極小サイズが必要な理由
フライラインとランニングラインとの結節点に装着する為、ロッドガイドをスムーズに通過する必要があります。

因みにRIO社から下記リンク先のような商品が発売されています。
http://www.rioproducts.com/products/spey-accessories/6-26009
しかしこの商品についての回転性能はスパイラルモードに対応できるものかは未だ確認しておりませんので、あくまで参考でのご紹介ということでお願い致します。
見た目が似たようなスイベルでも性能が全く違うことがありますのでご注意願います。

自分で作るのが面倒な方にはスイベルループコネクターを販売致します。

  • 多くのお客様からお問い合わせを頂きますので、
    上記のNTパワースイベルとスミチューブを使用したスイベルループコネクターを販売する事になりました。

1セット3個入りで価格は1,280円です。(スイベルのSIZEは10)(環の部分に付ける予備のスミチューブ付き)
ご希望の方はメールにてご注文下さい。(※リールをご購入でない方もお求め頂けます)
(銀行振込決済:メール便発送の場合  送料は無料)(ジャパンネットバンクに口座をお持ちの方は振込手数料54円でお振込が可能です。)
(代引きの場合:代引き手数料680円 送料は無料)
画像の説明
※改良の為、写真とは異なる仕様に変更になる場合が御座います。

キャスティング方法およびロッドの選択

シングルハンド、ダブルハンド、スイッチロッド共に使用可能です

  • ホール動作を伴うシングルハンド、スイッチロッドでもご使用が可能です。(動画5で解説)
    スパイラルモードによるシングルハンド、スイッチロッド等でのホール動作を伴うキャスティングについてもキャスティングを少し練習すれば変形モードでご使用いただけます。ダブルホールができる方であれば5分程練習すればコツは掴めると思います。
  • ランニングラインにバークレイ社のスーパーファイヤーラインEXT(50ポンド~)を使用すればスイベルコネクターに単線で直結して頂けます。シングルハンドロッドでのダブルホール時のハンドリングも問題なく行えます。(後の動画5の中では先端部分を太くする説明がありますが、その必要も無くなりました。)
    (使用するフライラインは全長が短く飛距離が稼げるタイプ)
    こちらも今までにない自由自在のラインコントロールと飛距離UPを図る事ができます。
    このシステムを組む事で全く新しいメソッド超長距離ドリフトメソッドが実現できます。ドライフライ,
    ニンフィング、ウェット等での釣りでドラグフリーで狙える範囲がとてつもなく広範囲になることを実感して頂けます。 

スパイラルモード時のラインのセッティング

画像の説明

スパイラルモードでよりスムーズなライン放出をする為のラインセッティング方法をご紹介致します。

バッキングライン及びランニングラインの巻きつけ量が適切でないと※遠心力が掛かってしまい、思っているより飛距離が伸びないことがあります。

※遠心力=ランニングラインが放出される際、スプール外径部分(スプールの縁)を通過したあと、ロッドの第一ガイドを通過していくのですが、この時スプールに巻きつけられたランニングラインの直径とスプール外径部分との直径に差があると、放出するラインに遠心力が発生します。

左図のようにランニングラインとスプール外径の直径差による遠心力の発生を最小限に抑えるよう下糸の量を調整しセッティングして下さい。

上記のようにセッティングをすることでよりスムーズなライン放出を実現できます。

巻きつけ

昔からのリールの場合、フライラインを巻きすぎるとリールのリムに干渉して、リールが回転出来なくなる事があるため
リムとの間に隙間を作って、巻いていたと思います。

しかし、スパイラルモードでのラインセッティングでは昔からの常識は一旦忘れて下さい。

最低でも左図程度に巻きつけて下さい。

これだけ巻いてもFOVガイドバーが可動するため、リールが干渉して回らなくなるという事はありません。
これより更に多く巻いても回転可能です。

未知の可能性を秘めたスパイラルモード…文章ではなかなかそのポテンシャルはお伝え出来ません。

画像の説明

使い始めはリールの扱い方に慣れない為、多少トラブルを経験されるかもしれません。

しかし使用回数を重ね、ラインのさばき方やリールの特性を理解し操作技術に習熟してしまえばライントラブルを全く起こさずフルキャストを繰り返せるようになります。例え1万回キャストしてもです。

何シーズンにも渡ってライントラブルがゼロ。という事も十分可能です。

従来のフライフィッシングで1万回のキャストをした場合、ライントラブルは何回起こすでしょうか?
何回ラインが絡むでしょうか?
何回ラインを踏みつけるでしょうか?
何回草木に絡むでしょうか?
何回石に絡むでしょうか?
何回水流、水面による飛距離低下を起こすでしょうか?
またこれらラインを解くのにどれだけの時間を浪費しているでしょうか?

このくらいでセッティング、もう少しだけ多く巻きつけるのがベスト。

画像の説明

ベテランになる程、フライフィッシングとはこういうものである。
という概念が固定化されてしまい上記のような事が起こっても気にも止めなくなります。
起こって当たり前…この状態を長年過ごしているので無駄な時間を浪費している、という認識がない方も大勢いらっしゃると思います。
勿論、開発した私共も例外ではなくこのシステムを使う以前は時間を浪費している、という感覚などありませんでした。
使い出してから初めて、釣りをする時間(攻めている)がこんなにも長かったのか…と気付かされました。

信じ難いかもしれませんがスパイラルモードを習熟すれば上記のトラブルを1万回のキャスト中、一切無くす事が可能になります。
せっかくの釣行の貴重な時間…有意義に時間を使いたいものです。

1万キャスト、ノントラブル…驚異の快適性を手に入れる事ができます!

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